婚活中の女性に「どんな人と結婚したい?」と尋ねると、多くの女性が「普通の人と結婚したい」と答えることがあります。
しかし多くの婚活女性は、自分が思う「普通の人」が、実際の普通と一致していないことに気づいていないことがあります。
今回は、普通の人と結婚を望む女性の、その普通について深掘りしてみましょう。
容姿の普通って?
まず、容姿についてです。
日本人男性の平均身長は約170~172cmです。
しかし、婚活中の女性の中には「175cm以上が良い!」「付き合うなら180cm以上!」といった理想を抱く人もいます。
もし、普通の人が良いと婚活をしているのならば、これらは身長に対する望みが高すぎると言えるでしょう。
一方で顔の良し悪しについては、その人の好みがあるため主観的な要素が強くて、身長のような数値化はできませんが普通の人が良いと言うなら、ルックスの良い芸能人みたいな人を求めることは、高望みと言えるでしょう。
普通の人を求めるのならば、そもそも容姿に対してあまりこだわるべきではないのかもしれません。
学歴の普通って?
次に、学歴について考えてみましょう。
日本の男性のうち、大卒の男性は全体の約46%です。
日本人男性の半分以下なので、大卒が普通の男性と言うには無理があります。
逆に学歴にこだわること自体が、普通の人を見逃す原因になる可能性もあります。
年収の普通って?
年収について深堀りしてみましょう。
日本人の平均年収は年齢によって変わりますが、例えば34歳までの平均年収の数字を見てみると、以下のようになります。
- 20~24歳の平均年収は278万円
- 25~29歳の平均年収は403万円
- 30~34歳の平均年収は470万円
34歳までの平均年収で見る限り、婚活中の女性が相手に求める条件でよくあるラインの年収500万円以上を希望することは、残念ながら普通の男性とは言えず高望みしている、という結論になります。
多くの女性が好条件だと感じる年齢の男性において、これ以上の収入を持っている人がそうはいないからです。
高望みがすぎると、理想の結婚相手を見逃す可能性が高まります。
結婚相手を選ぶ際には、年収だけはでなく、他のポイントもよく考えることが大切です。
自分に都合のいいことが「普通」になってない?
自分の結婚への理想や希望が、現実的な普通から逸れ過ぎている場合、つまり高望みしすぎていると理想の結婚相手を見逃す可能性が高まります。
これは、婚活中の多くの人が陥りやすい罠です。
具体的に見ていきましょう。
婚活での高望みとは?
高望みとは、理想の相手にあまりにも多くの条件を求めすぎることです。
例えば、結婚相手に対する見た目やお金にこだわりすぎたり、特定の仕事や収入を求めたり、見た目にこだわりすぎることが高望みの例です。
これによって、理想の結婚相手が限定されすぎて、素晴らしい人を見逃す可能性が高まります。
高望みをしすぎることのリスク
高望みをしすぎると、理想的な結婚相手を見つけにくくなります。
つまり、結婚相手に求める希望条件があまりにも厳しすぎると、あなたにぴったりの相手を見逃すことが増えます。
また、高望みするとストレスが増えることがあります。
理想の結婚相手を見つけるために頑張っているのにも関わらず、望みが叶わないと、がっかりしたり不安になることがあります。
ですので、理想の結婚相手を求めるのは大切ですが、あまりにも相手に厳しい条件を持ちすぎないようにしましょう。
結婚相手に求めるバランスをとることが、成婚するためには大事です。
現実的な普通を考える
現実的な普通を考えることが婚活成功のカギと言えます。
自分自身が求める結婚の条件や価値観を整理して、どれが自分にとって本当に大切なのかを再評価することが必要です。
例えば、年収や外見よりも、結婚相手の性格や共通の価値観が、おたがいの関係を築く上でより大事かもしれません。
「普通の人と結婚したい」という考え方は正しい?
最後に、普通の人という考え方について考えてみましょう。
この考え方は個人の価値観によるため、絶対的な基準はありません。
ですので、普通の人というのは人それぞれの視点で異なりますし、他の人と比べるのは難しいです。
一人一人がそれぞれ独自の魅力を持っていることを考えることが大切です。
また幸せや成功の考え方も人それぞれ違います。
結婚相手を選ぶときは、他人と比べずに、自分が幸せかどうかを大切にしましょう。
要するに、高望みを避けるために、自分の理想や希望を現実的なものに合わせることが大事です。
同時に、他の人と比べずに、自分が幸せかどうかを考えることが大切です。
個人差や多様性を尊重して、理想の結婚相手を見つける際には、心の豊かさや共通の価値観を考えることが大事です。
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