プロポーズを経て婚約が成立したら、次のステップに進むためにやるべきことやスケジュールについて詳しく説明します。
婚約から結婚までの期間や、その間に取るべき段取りを把握することは、順調な結婚準備のカギです。
婚約してから結婚までの期間はどれくらい?
プロポーズから結婚式を挙げるまでの期間は一般的に平均で1~2年ほどかかります。
ただし、入籍を結婚式の前にするか後にするかはカップルによって異なります。
結婚式の日取りが決まってから逆算して、入籍日を決めるケースもあります。
結婚前段階として、婚約があり、これは結婚の大切なステップです。
プロポーズ後の婚約期間にやるべきことは?
プロポーズ後、婚約期間には以下のステップがあります。
結婚に関する希望の確認
- 入籍時期の確定
入籍日を決めるために、カップルは以下のポイントをよく考えます。 - 法的な手続きの所要時間
入籍には一定の期間が必要です。地域によって異なるため、所在地の役所で確認しましょう。 - 結婚式の有無とスタイル
結婚式について考える際に、以下の点を検討します。 - 結婚式の形式
洋式、和式、アウトドア、室内など、どのスタイルを望むかを決定します。 - 住まいについての計画
新しい生活に備えて以下をよく考えます。 - 住む場所
一緒に住む場所を選び、家賃や住宅ローンの契約を検討します。 - 特別な日付の希望
カップルにとって特別な日付(記念日、季節、誕生日など)を選ぶことがあります。 - 結婚式の日程
希望の日程を確保するために、式場や教会の予約を行います。 - 同居の時期
一緒に住むタイミングを計画し、引っ越しの日程を調整します。
婚約指輪を購入
- 予算設定
婚約指輪の予算を決定するために、以下の点をよく考えます。 - 収入と支出のバランス
結婚費用全体に合わせて、指輪の予算を設定します。 - 貯金
貯金から指輪代を捻出するか、ローンを検討するかを決めます。 - デザインの選定
婚約指輪のデザインについて、以下の点を検討します。 - ダイヤモンドの特徴
カット、クラリティ、カラット数など、ダイヤモンドの詳しく選びます。 - 金属の種類
イエローゴールド、ホワイトゴールド、プラチナなど、金属の種類を選択します。
親への結婚挨拶
- 結婚相手の家族への挨拶
結婚相手の親や家族に対する挨拶では、以下をよく考えます。 - 挨拶の方法
直接会いに行くか、電話や手紙を使うか、結婚相手と協議します。 - 言葉の選び方
誠実で感謝の気持ちを伝える言葉を用意します。 - 自分の家族への報告
自分の家族に結婚の気持ちを伝える際に、以下を検討します。 - 報告のタイミング
結婚相手と相談し、最適なタイミングを選びます。 - 伝え方
喜びや感謝の気持ちを表現し、家族を巻き込んで結婚の計画を共有します。
両家顔合わせ食事会、または結納
- 食事会の計画
両家の親や家族を紹介し、以下をよく考えます。 - 会場の予約
食事会を行う場所やレストランを予約します。 - 結納の場合
結納を行う場合、以下をよく考えます。 - 儀式とプレゼント
結納の儀式や贈り物の用意をします。 - メニューの選定
食事の内容や料理を決定し、予算を調整します。予算設定: 結納にかかる予算を設定し、準備を進めます。
結婚式場を決める
- 場所の選定
結婚式場を選ぶ際に、以下の点を検討します。 - 場所の種類
教会、神社、ホテル、庭園、ビーチなど、どのような場所で挙げたいかを決定します。 - 予算と日程の調整
選んだ場所に合わせて、以下をよく考えます。 - 会場の料金
レンタル料、食事代、追加サービスなどの料金を予算に合わせて計算します。 - 予算と料金プラン
結婚式場の料金プランを確認し、予算内で選択します。 - 結婚式の日程
空き状況や季節、休日をよく考えて、予約を確定します。
結婚指輪を購入
- デザインの検討
結婚指輪のデザインについて、以下のポイントをよく考えます。 - カップルの好み
結婚相手と同じ好みを反映したデザインを選びます。 - リングサイズの確認
正確な指のサイズを測定し、サイズが合う指輪を購入します。サプライズでプロポーズする場合は、結婚相手のサイズを知るために秘密裏に調査することもあります。 - 試着
サイズと着け心地を確認するために指輪を試着しましょう。
結婚式準備&親族・友だち・職場への結婚報告
- 招待状の作成
ゲストリストを作成し、以下を検討します。 - 招待状のデザイン
招待状のテーマやカラースキームに合わせたデザインを選びます。 - 衣装の選定
大切なポイントとして、以下をよく考えます。 - ドレスとタキシード
カップルのスタイルに合わせて衣装を選びます。 - 会場装飾や花束の準備
結婚式の雰囲気を演出するために、以下を検討します。 - テーマやカラースキーム
結婚式のテーマや色合いに合った装飾を選びます。 - 花束の種類
ブーケ、ブートニア、テーブル装花などの花の選定と手配を行います。 - 結婚報告
親族、友だち、職場に結婚の報告を行います。 - 結婚のお知らせ
カードやメッセージを用意し、結婚の喜びと感謝を伝えます。 - 花束の種類
ブーケ、ブートニア、テーブル装花などの花の選定と手配を行います。 - お祝いの計画
ウェルカムパーティーやエンゲージメントパーティーを検討します。
新居探し・引っ越し準備
- 住まいの選定
新しい生活のために、以下を検討します。住む地域: 通勤やライフスタイルに合わせて、住む地域を選びます。 - 引っ越し計画
引っ越しをスムーズに進めるために、以下をよく考えます。 - 引っ越し日程
結婚式や仕事のスケジュールに合わせて引っ越し日を決定します。 - 住宅ローンや賃貸契約
予算に合わせて住まいを選び、契約を進めます。 - 荷物の整理
不要なものを処分し、引っ越し先に必要なものを整理します。
これらの具体的なステップと情報を参考にしながら、婚約から結婚までのプロセスを進めていきましょう。おたがいの希望やスケジュールに合わせて段取りを調整し、特別な日を素晴らしいものにしましょう。
現代カップルの婚約期間に関する多様化
結婚に関する価値観や婚約期間についての考え方は、現代社会で多様化しています。
以前は結婚式を挙げることが当たり前とされていましたが、最近のトレンドや調査結果から、その変化について考えてみましょう。
結婚式行いたくないが増加
かつては結婚式を挙げることが一般的で、たくさんのカップルが挙式を夢見ていましたが、最近の調査では「結婚式を行いたい」と答えた人は56.1%にとどまり、4割以上のカップルが「結婚式を行いたくない」と回答しています。
この傾向は、結婚式の費用や準備、人前に出ることへの不安が理由とされています。
- 結婚式にかかる費用を他のことに使いたいから 77.8%
- 準備が面倒だから 45.9%
- 人前に出るのが苦手だから 40.7%
この結果から、結婚式が必ずしも幸せな結婚の条件ではなく、カップルが自身のライフスタイルや希望に合わせて結婚を考えるようになっていることが分かります。
結婚指輪・婚約指輪への関心は高まっている
一方で、結婚指輪や婚約指輪に対する関心は高まっています。
調査によれば「ブライダルリングを購入したい」と答えた人は82.1%と、結婚式を挙げる意欲を上回っています。
- 思い出が形として残るから 63.2%
- 一生に一度のものだから 43.9%
結婚指輪や婚約指輪は、カップルにとって特別な意味を持つものとして、価値が高まっていることが伺えます。
結婚式自体が簡略化される一方で、指輪はカップルの永遠の愛を象徴するものとして大切にされています。
結納の多様化
結婚の形が多様化する中で、結納も変化しています。
以前は結納は堅苦しい儀式として行われ、仲人を立てて行うことが一般的でした。
ですが、最近では「略式結納」として、簡略化されることが増えています。
結納のカスタムに対する抵抗感が上がり「堅苦しいことはしたくない」と考えるカップルが増えたためです。
代わりに、両家での食事会や親族同士の交流を重視し、結納の伝統的な形を省略することが一般的になっています。
現代のカップルにとって、婚約期間や結婚に関する選択肢が多様化しており、結婚の形やスタイルは個々の希望やライフスタイルに合わせて柔軟に変化しています。
結婚で、結婚相手とのコミュニケーションや共感が大切であり、伝統的な価値観にとらわれず、自分たちらしい形で幸せを築くことができる時代と言えるでしょう。
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