若い世代が結婚しないのはお金が無いから？男女別で見る結婚意欲低下の理由

最新のリクルートブライダル総研の調査によれば、20代男性の約46％が一度も異性と付き合った経験がないという過去最高の数字が示されました。

この現象は、結婚意欲の低下とともに「金銭的余裕が無い」ことが主な結婚を避ける理由となっています。
同じの傾向は女性にも見られ、結婚に対する意欲の低下は複雑な社会的理由によるものと言えるでしょう。

男性の婚活事情

未経験者の増加

20代男性の約46％が異性との交際経験がないという数字は前回調査から12ポイントも上昇しています。

30代でも41.2％が恋愛経験がない実態が見られ、若い世代ほど結婚に対するハードルが上がっていることが浮き彫りになりました。

金銭的な不安が結婚を望まない理由の最大の理由

結婚を望まない理由として「金銭的に余裕がなくなるから」が42.5％で最多。
これが婚活意欲の低下に大きく役立っています。

ネット上の意見からも浮かび上がるように、男性が「甲斐性」を求められる現代社会で、金銭的な不安が結婚に対する足かせとなっているようです。

女性の婚活事情

男性と付き合ったことのない人の増加と結婚意欲の低下

男性だけでなく、女性も未経験者が増えていて、20代の独身女性29.8％が異性と付き合ったことがないと答えました。
結婚を望む女性の平均も前回調査から大幅に減って、結婚に対する不安な理由がいろいろと見えてきました。

理由は様々

女性の場合「行動や生き方が制限されるから」がいちばん多くの人が挙げた結婚しない理由となりました。
男性と比較して「金銭的理由」や「扶養の責任への負担」が強くなく、むしろ「行動や時間の制限」「必要性を感じない」ことが理由として高かったとされています。

ネット上の意見

男性に対する社会的なダブスタへの反感

「男らしさ」の意味での甲斐性が求められる一方で「女らしさ」については差別とされがちな現代社会。
これに対するダブスタが男性の婚活意欲低下に繋がっているという指摘が見られます。

経済的な不安と社会環境の変化が影響

経済や社会の変化が、恋愛や結婚への意欲を低下させていると言われています。
同時に、人のコミュニケーション能力の減少や消極さも、現代社会で恋愛を遠ざける要因として考えられています。

まとめ

若い頃は結婚相手との出会いが多いですが、社会に出ると難しくなります。
結婚を考えている人にとって、結婚相談所は20代のうちに利用するのが良いでしょう。

そこで出会った人とのマッチングを通して成長し、婚活を通して学ぶことが大事です。
結婚したくない時期でも、将来のパートナーとの出会いを逃さないために積極的に婚活することが大切です。